共同通信ニュース用語解説 「北海道の巨大津波」の解説
北海道の巨大津波
東北から北海道太平洋沖の日本海溝・千島海溝では、繰り返し巨大地震が発生。特に北海道東部では、過去6500年間に平均340~380年の間隔で計18回の巨大津波が襲来したとされる。直近の17世紀前半の津波が最大クラスと考えられ、北海道太平洋沿岸で痕跡が多く見つかっている。1611年(慶長16年)の慶長三陸津波とする説もあるが、正確な発生年や各地の痕跡が同じ津波によるものなのかどうか分かっていない。発生から約400年が経過し、内閣府の有識者会議は、日本海溝・千島海溝でマグニチュード(M)9級の超巨大地震の発生が切迫する状況だとしている。
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