日本歴史地名大系 「北滝川屯田兵村」の解説 北滝川屯田兵村きたたきかわとんでんへいそん 北海道:空知支庁滝川市滝川村北滝川屯田兵村滝川市の中央部、滝の川(たきのかわ)を中心とする地域にあった屯田兵制度による開拓村落。明治二二年(一八八九)士族を対象とした最後の屯田兵募集を行った兵村で、七県から応募があった。また同年奈良県十津川(とつかわ)村の洪水災害民が滝川屯田兵に志願、三八戸が入地した。同年滝川兵村の建設に着手。翌二三年七月に、第五大隊第二中隊二一八戸が、上川道路を中心に東西三丁目から七丁目にかけて入植した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報