火薬庫(読み)カヤクコ

デジタル大辞泉 「火薬庫」の意味・読み・例文・類語

かやく‐こ〔クワヤク‐〕【火薬庫】

火薬などをしまっておく倉庫。かやくぐら。
大事件紛争などが起こる危険性の高い場所。「ヨーロッパ火薬庫

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精選版 日本国語大辞典 「火薬庫」の意味・読み・例文・類語

かやく‐こクヮヤク‥【火薬庫】

  1. 〘 名詞 〙 火薬などを貯蔵する倉庫。かやくぐら。〔和蘭字彙(1855‐58)〕
    1. [初出の実例]「如何なる源因にて火薬庫(クヮヤクコ)破裂したるか」(出典愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩〉威海衛大攻撃)

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百科事典マイペディア 「火薬庫」の意味・わかりやすい解説

火薬庫【かやくこ】

火薬類を保管・貯蔵するための建造物。日本では火薬類取締法により,多量の火薬類を長期間貯蔵する恒久的な1級火薬庫(火薬40t,爆薬20t),土木工事などで一時的に使用される2級火薬庫(火薬20t,爆薬10t),販売業者が設ける3級火薬庫(火薬50kg,爆薬25kg)など8種を規定。おのおの上記のような最大貯蔵量,および安全地帯の幅(火薬庫とまわりの施設との間にとるべき保安距離)などが定められている。

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