北瓦ケ町(読み)きたかわらけちよう

日本歴史地名大系 「北瓦ケ町」の解説

北瓦ケ町
きたかわらけちよう

[現在地名]弘前市北瓦ケ町

城の南東に位置し、南瓦みなみかわらケ町の北側を並行して通る道筋町並。北はみどり町、南は中瓦なかかわらケ町・坂本さかもと町・上瓦かみかわらケ町、西は山下やました町、東は代官だいかん町と接する。

慶安二年(一六四九)の弘前古御絵図(市立弘前図書館蔵)では町割はされていないが、付近に「かわら屋」が二軒あり、町名はこれに由来するのであろう。寛文一三年(一六七三)弘前中惣屋敷絵図(同館蔵)には、不完全ながら屋敷割がされ、一一軒の屋敷があるが、武家屋敷四のほかは空家。貞享三年(一六八六)かわらケ町に矢場が設置されたとあり(津軽史)、町の外側の空地に設けられたのであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む