北白川宮成久(読み)キタシラカワノミヤ ナルヒサ

20世紀日本人名事典 「北白川宮成久」の解説

北白川宮 成久
キタシラカワノミヤ ナルヒサ

明治・大正期の皇族,軍人 北白川宮家第3代;貴院議員。



生年
明治20(1887)年4月18日

没年
大正12(1923)年4月1日

学歴〔年〕
陸大卒

経歴
北白川宮能久親王の第三王子に生まれる。明治28年北白川宮第3代目となり、42年房子内親王(明治天皇の第七皇女)と結婚した。39年陸軍中央幼年学校を卒業し、陸軍士官学校砲工学校などを経て、大正9年陸軍大学校に入学。この間、明治41年砲兵少尉となり、43年中尉、大正2年大尉、7年少佐、11年中佐に昇進。近衛砲兵連隊付、同中隊長、野戦砲兵第4連隊大隊長などを務めた。欧州訪問中の大正12年4月、パリ郊外で自動車事故に遭い死去。同年大佐。明治40年から貴院議員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「北白川宮成久」の解説

北白川宮 成久 (きたしらかわのみや なるひさ)

生年月日:1887年4月18日
明治時代;大正時代の皇族;陸軍大佐
1923年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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