北白川宮能久親王(読み)きたしらかわのみやよしひさしんのう

関連語 能久親王

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北白川宮能久親王」の解説

北白川宮能久親王 きたしらかわのみや-よしひさしんのう

1847-1895 幕末-明治時代の皇族,軍人
弘化(こうか)4年2月16日生まれ。邦家親王王子。安政5年親王となり,得度して公現と称し,慶応3年輪王寺門跡(もんぜき)をつぐ。戊辰(ぼしん)戦争の際,奥羽越列藩同盟についたため謹慎処分。のち軍事研究のためドイツに留学。明治5年北白川宮を相続。28年近衛(このえ)師団長となり,台湾支配の指揮にあたり,同地で10月28日病没。49歳。没後,陸軍大将。幼称は満宮。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む