北越軍談(読み)ほくえつぐんだん

日本歴史地名大系 「北越軍談」の解説

北越軍談
ほくえつぐんだん

五〇冊 駒谷散人著

写本 龍谷大学図書館

解説 越後上杉氏の戦国末期までの戦記であるが、越中関係の記述も多い。巻二には桃井直常、巻三には富樫政親と越中門徒、巻七には天文一六年越中勢姫川辺進出と記され、以後上杉氏の越中進出に対する越中国人や一向一揆動静、巻三七には天正四年九月上杉輝虎による松倉城から南西の要害攻撃など数多くみえる。とくに新川郡地名は重要。

活字本 上杉史料集上・中

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android