日本歴史地名大系 「十九軒町」の解説 十九軒町じゆうきゆうけんちよう 京都市:伏見区伏見町第一区十九軒町[現在地名]伏見区深草(ふかくさ)十九軒町伏見(ふしみ)街道直違橋南(すじかいばしみなみ)一丁目の南、片町と道路を挟んで向い合う西側の町。片町からの介入戸が数戸あり、完全な西側の片側町とはいえない。「豊公伏見城ノ図」によれば、十九軒町の町家西裏に、北から伊藤長門守、奥田伊豆守の南北に細長い屋敷があり、その西裏に、木村長兵衛、山中喜左衛門、豊橋庄七らの屋敷があったが、伏見の城下町時代が終わるとともに荒廃し、荒地と化していったと考えられる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by