十二所館跡(読み)じゆうにしよたてあと

日本歴史地名大系 「十二所館跡」の解説

十二所館跡
じゆうにしよたてあと

[現在地名]大館市十二所

十二所の集落南側の高台に存立する中世後期の複郭式城館跡。標高およそ一一〇メートルの台地に三郭を構成。郭の広さは東西およそ一〇〇メートル、南北およそ七〇メートルのものが二個、東西およそ一〇〇メートル、南北およそ三〇メートルのもの一個で、それを取り巻く台地はさらに広い郭状平坦面をなす。北側が大手、最北の郭上に神明しんめい社が現存

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android