十二音音階(読み)ジュウニオンオンカイ

デジタル大辞泉 「十二音音階」の意味・読み・例文・類語

じゅうにおん‐おんかい〔ジフニオン‐〕【十二音音階】

12の半音からなる音階。すべての12音を平等に扱い、幹音派生音区別をしない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「十二音音階」の意味・読み・例文・類語

じゅうにおん‐おんかい ジフニ‥【十二音音階】

〘名〙 平均律に基づく一二の半音による、特に主音のない音階。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の十二音音階の言及

【音階】より

…楽曲のうちに用いられる音を整理して高さの順に配列したものが音階である。音楽の様式は時代や民族によってそれぞれに違っているので,その基礎となる音階にも多くの種類がある。西洋音楽では音階はすべてオクターブを枠として,この中に配列された音がオクターブごとに繰り返されるが,各地の民俗音楽やヨーロッパ以外の民族の音階には,オクターブを越えても反復しないものがあり,また完全4度あるいは完全5度のような小さい音域を音階の枠としているものもある。…

※「十二音音階」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android