十八檀林・十八談林(読み)じゅうはちだんりん

精選版 日本国語大辞典 「十八檀林・十八談林」の意味・読み・例文・類語

じゅうはち‐だんりん ジフハチ‥【十八檀林・十八談林】

仏語。関東にある浄土宗の一八か所の学問所で、後に僧侶の養成機関となったもの。増上寺・伝通院・幡随院・霊巖寺・霊山寺(以上江戸)、浄国寺(武蔵岩槻)、大善寺(武蔵八王子)、勝願寺(武蔵鴻巣)、蓮馨寺(武蔵川越)、光明寺鎌倉)、常福寺(常陸瓜連)、大念寺(常陸江戸崎)、弘経寺(下総飯沼)、弘経寺(下総結城)、東漸寺(下総小金)、大巖寺(下総生実)、大光院(上野太田)、善導寺(上野館林)の称。関東十八檀林。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android