十方世界(読み)ジッポウセカイ

精選版 日本国語大辞典 「十方世界」の意味・読み・例文・類語

じっぽう‐せかいジッパウ‥【十方世界】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。十方にある無量の世界。あらゆる世界。全世界。十方界
    1. [初出の実例]「天上天下に仏の如くは无(な)し、十方世界にも又比(たぐ)ひ無し」(出典:観智院本三宝絵(984)上)
    2. [その他の文献]〔北本涅槃経‐四〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む