十面沢村(読み)とつらざわむら

日本歴史地名大系 「十面沢村」の解説

十面沢村
とつらざわむら

[現在地名]弘前市十面沢

岩木山の北東山麓にあり、弘前城下から鰺ヶ沢あじがさわ(現西津軽郡鰺ヶ沢町)に向かう鰺ヶ沢街道に沿う。北は十腰内とこしない村、南東貝沢かいざわ村に続く。

正保二年(一六四五)の津軽知行高之帳の鼻和はなわ郡に村名があり、村高三八・三二石、うち田方は三五・七五石とある。寛文四年(一六六四)の高辻帳では村高三八・三石地名のとつらは藤蔓のことで、それが多く生えた沢ということであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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