千匹猿(読み)せんびきざる

精選版 日本国語大辞典 「千匹猿」の意味・読み・例文・類語

せんびき‐ざる【千匹猿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 布で三角の袋状のものを作り、二辺をまげて猿を形どった括(くく)り猿を糸で数多く連ねたもの。祈願厄よけのために神仏に奉納する。
  3. 数多くの猿を彫るなどした細工物
    1. [初出の実例]「添へてあったは千疋猿(せんビキザル)の割り笄(こうがい)」(出典歌舞伎・高麗大和皇白浪(1809)二番目)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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