千家孝宗(読み)せんげ のりむね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「千家孝宗」の解説

千家孝宗 せんげ-のりむね

?-? 南北朝時代の神職
出雲孝時(いずもの-のりとき)の次男出雲国造(くにのみやつこ)千家氏の祖。兄の清孝(きよたか)の跡をつぎ,康永2=興国4年(1343)国造となるが,弟貞孝(さだのり)と対立し,孝宗は千家,貞孝は北島を称し,国造家は2流にわかれた。以後明治維新まで両家が交互に出雲大社神事をおこなった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android