千座の置戸(読み)ちくらのおきど

精選版 日本国語大辞典 「千座の置戸」の意味・読み・例文・類語

ちくら【千座】 の=置戸(おきど)[=置座(おきくら)

  1. 昔、祓(はらえ)の時、罪のけがれの償いとして出す多く品物
    1. [初出の実例]「是に八百万神共に議りて速須佐之男命に千位置戸(ちくらのおきど)を負せ」(出典古事記(712)上)
    2. 「千座の置座に置き足はして」(出典:延喜式(927)祝詞)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android