千波村(読み)せんばむら

日本歴史地名大系 「千波村」の解説

千波村
せんばむら

[現在地名]水戸市千波町

水戸城下の南に位置し、千波湖を間に常葉ときわ村と対する。村の東側をさかさ川が南から北に流れ千波湖に注ぐ(現在は千波湖より東へ流れ出る桜川に注ぐ)。千波湖南岸は低地で、南側はほぼ平坦な台地をなす。年月日未詳の吉田社神事次第写(吉田神社文書)に「一、漁之御神事 八月九日吉田郷従千波之村」とみえる。近世は水戸藩領で、寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高に「千波村」とあり、「水府志料」に村の東西一八町余・南北一七町余、戸数およそ六二とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む