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常葉 ときわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

常葉
ときわ

福島県中東部,田村市中央部の旧町域。阿武隈高地の主峰大滝根山 (1192m) の北西麓の丘陵地帯にある。 1898年町制。 1955年山根村と合体。 2005年滝根町,大越町,都路村,船引町と合体して田村市となった。江戸時代に大庄屋常葉組が置かれ,中心地区常葉は相馬街道の宿駅として発達。古くは近郷馬産の中心で馬市がしばしば開かれ,1992年まで年1回軽種馬 (競走馬) のせり市が開かれていた。タバコの栽培は明治初期から始められ,かつては松川葉,現在はバーレー種が主力。和牛の飼育も行なわれている。

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デジタル大辞泉の解説

とこ‐は【常葉】

常緑の葉。
「橘は実さへ花さへその葉さへ枝(え)に霜降れどいや―の木」〈・一〇〇九〉

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大辞林 第三版の解説

とこは【常葉】

常緑の木の葉。ときわ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

常葉
ときわ

福島県中通(なかどお)り地方中部、田村郡にあった旧町名(常葉町(まち))。現在は田村市常葉町地区で、市の中部を占める。旧常葉町は、1898年(明治31)町制施行。1955年(昭和30)山根村と合併。2005年(平成17)滝根(たきね)、大越(おおごえ)、船引(ふねひき)の3町および都路(みやこじ)村と合併して市制施行、田村市となった。阿武隈(あぶくま)高地にあり、標高400メートル以上の高原なので冷霜害が多い。葉タバコを軸に多角的な農業経営を行う。近世は三春(みはる)藩領で、「三春駒(ごま)」で知られる良馬の産地で馬市もあった。1873年(明治6)常葉戸長の河野広中(こうのひろなか)らが民会をつくり、自由民権思想を広めた地で、福島県の自由民権運動発祥の地といわれる。大正初期にJR磐越(ばんえつ)東線が西方の現田村市船引町を通り、町勢は衰えた。阿武隈高地を横断する国道288号が通り、地方的な生活中心の町である。[渡辺四郎]
『『常葉町史』(1974・常葉町)』

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