日本歴史地名大系 「千葉東南部地区遺跡群」の解説 千葉東南部地区遺跡群ちばとうなんぶちくいせきぐん 千葉県:千葉市緑区千葉東南部地区遺跡群[現在地名]緑区有吉町・椎名崎町など千葉市と市原市の境を流れる村田(むらた)川により樹枝状に開析された台地上に分布する高沢(たかざわ)遺跡・有吉(ありよし)遺跡・有吉南遺跡・椎名崎(しいなざき)遺跡・木戸作(きどさく)遺跡・ムコアラク遺跡などの集落や、椎名崎古墳群・小金沢(こかねざわ)古墳群・六通(ろくつう)古墳群・上赤塚(かみあかつか)古墳群・生浜(おいはま)古墳群などの古墳群で構成されている。古墳時代後期の竪穴住居跡は高沢遺跡で一四一軒、椎名崎遺跡で四六軒、有吉遺跡・有吉南遺跡では九二軒、その他の遺跡でも検出されており都合三〇〇軒以上を数える。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by