高沢遺跡(読み)たかざわいせき

日本歴史地名大系 「高沢遺跡」の解説

高沢遺跡
たかざわいせき

[現在地名]中央区生実町

東京湾に注ぐ村田むらた川下流域に向かって開口する赤塚あかつか支谷の北側の舌状台地上に位置する。標高約三三メートル。昭和五四年(一九七九)と同五六年から五八年にかけての発掘調査で検出されたおもな遺構は、古墳時代(五世紀後半から七世紀代)の竪穴住居跡一四一軒、奈良・平安時代(八世紀から一〇世紀前半)の竪穴住居跡一九四軒・掘立柱建物跡一五棟である。奈良・平安時代の出土遺物のおもなものは灰釉陶器・銅製帯金具・鉄製焼印・燧金・小型鋤先・金銅製馬具など。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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