千虎村(読み)ちとらむら

日本歴史地名大系 「千虎村」の解説

千虎村
ちとらむら

[現在地名]八幡町吉野よしの

長良川左岸にあり、上流穀見こくみ村、下流東乙原ひがしおつぱら村。慶長郷帳に「ちどり村」とあり、高八八石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳ではちとら村とある。正保郷帳は田方一二石余・畑方八六石余。正保国絵図関所が記されるが、安久田あくた口番所にあたる。宝暦六年(一七五六)の郡上郡村高覚帳(鈴木文書)では家数一四、年貢定米六三石余、そのほか観音領として一石五斗八合が定められていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android