デジタル大辞泉
「千行」の意味・読み・例文・類語
せん‐こう〔‐カウ〕【千行】
すじの多いこと。特に、いくすじとなく流れる涙にいう。「千行の涙」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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せん‐こう‥カウ【千行】
- 〘 名詞 〙 幾すじも数の多いこと。特に、涙のとめどもなく流れることをいう。千行の涙。千筋(ちすじ)。
- [初出の実例]「落涙成レ流不レ可レ乾、千行流処袖紅単」(出典:新撰万葉集(893‐913)上)
- 「『環は御看病にまゐりましたのでございます』と千行(センコウ)一時に下る涙と共に」(出典:己が罪(1899‐1900)〈菊池幽芳〉後)
- [その他の文献]〔苑雲‐送別詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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