千里江山(読み)せんりこうざん

精選版 日本国語大辞典 「千里江山」の意味・読み・例文・類語

せんり‐こうざん‥カウザン【千里江山】

  1. 〘 名詞 〙 果てしなく連なっている山川。広大な山野をいう。
    1. [初出の実例]「顧みれば千里江山、自由の郷は雲底に没せんとす」(出典:抒情詩(1897)独歩吟〈国木田独歩〉山林に自由存す)
    2. [その他の文献]〔白居易‐同夢得寄賀東西川二楊尚書詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android