午の刻(読み)うまのこく

精選版 日本国語大辞典 「午の刻」の意味・読み・例文・類語

うま【午】 の 刻(こく)

  1. うま(午)(ハ)
    1. [初出の実例]「午剋よりかみには都府の政にしたがひ」(出典:古今著聞集(1254)二〇)
    2. 「七月十九日の午刻(ウマノコク)に都を出で、天王寺へぞ下りける」(出典太平記(14C後)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の午の刻の言及

【正午】より

…昔,1日を日の出,日没で昼夜を二分し,それぞれを6等分して合計12の時間帯に分け,24時制の23時から1時までに当たる時間帯に始まり以下1時から3時,3時から5時,……の順に並ぶ各2時間帯に,それぞれ子,丑,寅,卯,辰,巳,午,未,申,酉,戌,亥の十二支名を振り当てて表した。午の刻は24時制の11時から13時に当たり,正午はこの時間帯の中央,つまり真昼の12時を意味する。これに対して真夜中の0時ちょうどを正子という。…

※「午の刻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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