半ら半尺(読み)ナカラハンジャク

デジタル大辞泉 「半ら半尺」の意味・読み・例文・類語

なから‐はんじゃく【半ら半尺】

[名・形動]中途半端であること。いいかげんであること。また、そのさま。
「重忠は―で役目を粗末にするはな」〈滑・浮世風呂・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「半ら半尺」の意味・読み・例文・類語

なから‐はんじゃく【半半尺・半判釈】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 物事を中途半端にすること。いいかげんであること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「ほととぎす二(ふたつ)とりには月夜哉〈凉〉 麦も早苗もなから半しゃく〈乙孝〉」(出典:俳諧・一幅半上(1700))
    2. 「半半尺(ナカラハンジャク)で役目を麁末にするはな」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二)

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