ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「半群」の意味・わかりやすい解説
半群
はんぐん
semi-group
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… (a)a+b=b+a (b)(a+b)+c=a+(b+c) (a,b,c∈A) (c)a+x=bは必ずただ一つ解をもつ。(2)乗法に関し,半群をなす。 (d)(a・b)・c=a・(b・c) ……結合法則 (3)乗法が加法に対し,分配法則を満たす。…
…
[抽象代数学]
重要な対象は群,環,体であるが,もっと一般に,演算の与えられた集合はすべて抽象代数学の対象でありうる。その演算の性質に応じて重要度や意義が異なるわけであり,このような集合を総称して代数系というが,抽象代数学で群,環,体に次いで重要視されているものは半群semigroupであり,それは次のように定義される。乗法をもつ集合Sが半群であるとは,その乗法が結合法則a(bc)=(ab)cを満たすときにいう。…
※「半群」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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