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 げん Yuan; Yüan

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説


げん
Yuan; Yüan

モンゴル人が中国を征服して建てた王朝 (1271~1368) 。モンゴル帝国第4代皇帝モンケ (憲宗) の死後,帝位継承争いのなかから中統1 (1260) 年世祖フビライ・ハンが即位し,大都に遷都。

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げん
element

数学用語。要素,元素ともいう。集合をつくっている個々の対象をいう。 aが集合 Mの元であることを表わすのに,記号 aMを用い,aMに属すると読む。要素という表現は,行列や行列式にも用いられる。

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デジタル大辞泉の解説

がん【元】[漢字項目]

げん

げん【元】

数学で、
方程式未知数の数。「二方程式」
集合をつくっている一つ一つのもの。要素。
Yuan》中国の通貨単位。1元は10角。人民元。ユアン。記号¥。

げん【元】

中国の王朝の一。モンゴル帝国第5代の皇帝フビライが1271年に建国。首都は大都北京)。のち南宋を滅ぼして中国を統一。高麗(こうらい)安南・タイ・ビルマなどをも従えて、大帝国を築いたが、1368年、の太祖朱元璋(しゅげんしょう)に滅ぼされた。

げん【元】[漢字項目]

[音]ゲン(漢) ガン(グヮン)(呉) [訓]もと はじめ
学習漢字]2年
〈ゲン〉
物事のもと。根本。「元気元素還元根元復元
はじめ。「元始
頭部。「元服黎元(れいげん)
第一の人。かしら。「元首元帥元老
大きい。「元勲
年号。「元号改元紀元
中国の王朝の名。「元寇
〈ガン〉
もと。「元金元利
はじめ。「元日元祖元年元来
〈もと〉「元手元値家元地元根元身元
[名のり]あさ・ちか・つかさ・なが・はじむ・はる・まさ・ゆき・よし
[難読]筒元(どうもと)

もと【元/旧/故】

《「本(もと)」と同語源》以前。むかし。副詞的にも用いる。「―の同僚」「この地に―から住んでいる人」「―あった所に戻す」「―大臣」

ユアン【元】

《〈中国語〉》⇒げん(元)2

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占い用語集の解説

暦上の基準となる「はじまり」を指す言葉。紀年法では元年のことであり、元号は元年から始まる一連の時代につけられた呼び方。暦を作成する計算のために設けられる暦元のことを指す場合もある。

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世界大百科事典 第2版の解説

げん【元 Yuán】

中国大陸,台湾,香港に流通する銀行券の基本単位。ただしそれぞれの地域によりその基礎が同一でないことはもちろんである。歴史的には銅を通貨用に円(円)く鋳造したことから銅円という言葉が生まれ,円が貨幣単位として使われるようになった。元は円と中国語で同音である。近代的通貨としての元は1933年,35年の幣制改革後に成立した。清末までは,伝統的な銀,銅などの鋳貨と列強の銀貨に模して発行するようになった銀元とが併存した。

げん【元 Yuán】

中国を支配したモンゴル民族の王朝。1260‐1368年。国号の元は1271年(至元8)に《易経》の乾の〈大いなるかな乾元,万物資始す〉に基づき,定められた。
【政治】
 1205年アルタイ地方に拠る強敵ナイマン部の撃滅をもって完結した太祖チンギス・ハーンモンゴリア統一によって,後年アレクサンドロス大王の帝国をも凌駕するまでに成長するモンゴル帝国はその政治的基盤を固めた。ところで牧畜経済にとって唯一の資財たる家畜はその累積がきわめて困難な関係上,遊牧国家がその発展を期するために隣接する異なる経済圏の制圧を企てるのは匈奴帝国以来の通例である。

げん【元 element】

ある集合を作っているおのおののものを,その集合の元,または要素という。例えば,実数全部の集合Rについては,各実数がその元(要素)であり,自然数全体の集合Nについては,1,2,3,……がその元である。aが集合Mの元であることを表すのにはaM,またはMaのように∈,∋を用いるのがふつうである。aMの元ではないことはaM,Maのように∉,∌を使うことが多いが,が使われることも少なくない。上のR,Nについて,例えば,0.5∈R,0.5∉Nである。

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大辞林 第三版の解説

げん【元】

〘数〙
方程式の未知数の個数。
〔element〕 集合の要素。
中国の貨幣単位の一。一元は一〇角。

げん【元】

中国の王朝(1271~1368)。フビライ(世祖)が建国。都は大都(北京)。1279年、南宋を滅ぼし、中国本土を中心にモンゴル・チベットを領有、高麗を服属させ、モンゴル至上主義の原則に立つ専制官僚支配を行う。紅巾こうきんの乱を契機に、漢族の朱元璋しゆげんしよう(明の太祖)により滅亡。

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世界大百科事典内のの言及

【マジャパイト】より

…この土地に生えていたマジャという木の実が苦かった(〈パイト〉は〈苦い〉の意)という故事から,マジャパイトという地名が生じた。翌年中国の元の大軍が,先年クルタナガラ王から受けた侮辱に報復するためにジャワに到着したとき,ビジャヤは巧みな外交折衝により元軍と提携してジャヤカトワンを討ち,次いで元軍に敵対した。元軍は征服を断念して去り,ビジャヤはマジャパイト王国初代の王クルタラージャサ・ジャヤワルダナ(在位1294‐1309)として即位した。…

【モンゴル襲来】より

…1274年(文永11)と81年(弘安4)の2度にわたって行われたモンゴル(元)軍の日本来襲。蒙古襲来,蒙古合戦,元寇,また文永・弘安の役ともいう。…

【元素】より


【化学元素と単体】
 特定の原子番号(陽子数または核荷電数)によって規定される,物質構成の究極因子(原子種)を元素という。現在,原子番号から107に至る107種の元素が知られている(表1-I,II,III,IV,V)。別の意味で元素(原素と書くこともある)という語が用いられる場合との,用語としての混同を避ける意味で,とくに化学元素chemical elementと呼ぶこともある。実在する物質(分子種)のなかで,特定の元素が示す性質は,さまざまな形をとって多種多様に発現するが,それらの性質の根源は,すべて原子番号によって規定され,ある元素に固有の諸性質は,そのすべてが原子番号に帰着される。…

【四大】より

…また密教では認識作用の〈識大(しきだい)〉を加えて〈六大〉とし,一切万有・全宇宙の構成要素とする。【井ノ口 泰淳】
[西洋]
 西洋では四大とは,〈四大元素four elements〉すなわち土,水,火,空気を指す。アリストテレスの哲学では,四大は乾,湿,熱,冷という四つの基本性質と配合され,土は乾と冷,水は湿と冷,火は乾と熱,空気は湿の熱の組合せに対応する。…

【集合】より

…数学で記述を整理し明確化するために,19世紀後半に導入された概念。素朴には,〈思考の対象として明確な意味をもつもので指定した範囲内にあるものを集めたものを集合といい,その集められたものをその集合の元または要素という〉といえばよいが,多少の補足が必要である。 まず,われわれは物を区別したり,まとめたり,ときに応じて適宜処理している。…

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