卍とハーケンクロイツ

共同通信ニュース用語解説 「卍とハーケンクロイツ」の解説

卍とハーケンクロイツ

まんじハーケンクロイツ 卍は功徳を意味し日本では寺院記号に用いられている。かぎ十字(ハーケンクロイツ)はナチスが党のシンボルとして使用した。英語では両方とも「スワスティカ」と翻訳されたため、英語圏では同一視されている。中垣顕実なかがき・けんじつさんの著書によると、卍は元々かぎ十字と同じ右旋回だったが、現代の日本では左旋回が多用されている。ヒトラーは1920年、かぎ十字について「インドや日本の寺院の柱にも彫刻されている」と述べていた。(ニューヨーク共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android