精選版 日本国語大辞典 「卓爾」の意味・読み・例文・類語 たく‐じ【卓爾】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 傑出しているさま。すぐれたさま。[初出の実例]「求於緇素、卓爾不群」(出典:性霊集‐九(1079)贈玄賓法師勅書)「信長公は、人を知るの智、もっとも卓爾(タクジ)として世に超給へり」(出典:信長記(1622)一五上)[その他の文献]〔論語‐子罕〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「卓爾」の読み・字形・画数・意味 【卓爾】たくじ 高くすぐれるさま。〔論語、子罕〕顏淵喟然としてじて曰く、~罷(や)めんと欲するも能はず、に吾が才を竭(つく)せり。立つりて卓爾たるが如し。之れに從はんと欲すると雖(いへど)も、由(よし)末(な)きのみ。字通「卓」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報