卓犖不羈(読み)たくらくふき

精選版 日本国語大辞典 「卓犖不羈」の意味・読み・例文・類語

たくらく‐ふき【卓犖不羈】

  1. 〘 名詞 〙 他より抜きん出ていて、何ものにも束縛されないこと。他よりすぐれていて、ふつうの尺度でははかれないこと。
    1. [初出の実例]「古へより卓犖不羈(タクラクフキ)の士、往々にして文章を事とするを喜ばず」(出典:山庵雑記(1893)〈北村透谷〉三)
    2. [その他の文献]〔晉書‐郄超伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android