南上野町(読み)みなみうわのまち

日本歴史地名大系 「南上野町」の解説

南上野町
みなみうわのまち

[現在地名]小矢部市石動町いするぎまち

北上野町の南に続く北陸街道沿いの両側町。散町に属する。今石動町の南端に位置し、後谷うしろだに村との境に木戸が設けられていた。高札場から地内五郎丸屋八左衛門小路までの距離二八六間(今石動由来)。西・東裏とも上野村。寛保二年(一七四二)には宅地三千二歩で、地子米二一石六斗四升余(一歩につき七合二勺余)。組合頭は山田屋七郎兵衛・杉野屋久兵衛・越前屋長右衛門。御荷物宿・上前貸付裁許人を兼務した五郎丸屋八左衛門などが居住(今石動由来)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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