日本歴史地名大系 「今石動町」の解説
今石動町
いまいするぎまち
- 富山県:小矢部市
- 今石動町
〔町の成立〕
天正一三年木舟城が地震で陥没、城主の前田秀継が圧死したため、後継の利秀(秀継息)はいったん同城を修復したが、翌一四年拠点を今石動城に移し、
しかし文禄二年(一五九三)利秀が没し、以降城主不在のまま城代の篠島織部清了が城下の屋敷にあって名代を勤めた。篠島氏は寛永一〇年(一六三三)に加賀藩の今石動町奉行となり、礪波・射水両郡の郡奉行をも兼ねた。同一四年からは
〔支配と構成〕
今石動町奉行支配の町方で、本町一五・散町一一の町人町、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報