南之町(読み)みなみのちよう

日本歴史地名大系 「南之町」の解説

南之町
みなみのちよう

[現在地名]貝塚みなみ町・西にし

貝塚寺内の町区画の一。寺内南西隅を占め、北は西之町。嘉永三年(一八五〇)の御執次方日録(卜半家文書)によると人数一千二〇七人、貝塚御坊粥施行を申請した難渋民は二六軒・一一四人。明治二年(一八六九)の家数二一五軒・人数一千七〇人(「明治二年日記」同文書)。町内小字に本町ほんまち旅籠町はたごまち吉原よしはら寺町てらまち黒土町くろつちちようがある(慶応四年「卜半従来仕来之覚」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android