南京操(読み)なんきんあやつり

精選版 日本国語大辞典 「南京操」の意味・読み・例文・類語

なんきん‐あやつり【南京操】

  1. 〘 名詞 〙 人形あやつりの一種で、小さい人形の各部に糸をつけて上よりつりさげ、上部でその糸を操って人形をおどらせる劇。江戸初期から演じ始められた。いとあやつり。南京糸あやつり。なんきん。
    1. 南京操〈好色伝授〉
      南京操〈好色伝授〉
    2. [初出の実例]「江戸半太夫がせっきゃう、鶴屋の源太郎が、なんきんあやつりと、口々によびたて」(出典:古郷帰の江戸咄(1687)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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