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南北(朝鮮)間の列車運行 なんぼくかんのれっしゃうんこう/なんぼくちょうせんかんのれっしゃうんこう

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知恵蔵2015の解説

南北(朝鮮)間の列車運行

2007年5月17日、朝鮮戦争によって南北朝鮮間の列車運行が完全に途絶えて以来56年ぶりに、南北を分ける軍事境界線を列車が越えた。ソウルから平壌(ピョンヤン)を経て中朝国境の新義州(シニジュ)に至る京義線(キョンウィソン)のムンサン―開城(ケソン)間の27.3Kmと、日本海沿いを走る東海線(トンヘソン)の猪津(チェジン)―金剛山(クムガンサン)間の25.5Kmで、ともに南北両政府の関係者らを乗せた1回だけの、記念の試運転だった。韓国側が期待する客車の定期運行については、北朝鮮側の慎重な姿勢のため、見通しはまだ全く立っていない。また07年12月11日には、ムンサンと、韓国企業が進出しつつある北朝鮮・開城工業団地に近い板門(パンムン)を結ぶ京義線の16.5Kmで、貨物列車の定期運行が始まった。平日のみ1日1往復の週5往復で、韓国側から工業団地に原料や資機材を運び、工業団地からは韓国側へ製品を運搬する。南北間の鉄道連結事業は、00年6月の初の南北首脳会談を受けた同年7月の南北閣僚級会談でまず京義線について合意し、その後、東海線の連結と、この2線に並行する連結道路の建設にも合意した。予定よりも大幅に遅れながらも、南北分断から半世紀ぶりに鉄路と道路はつながった。

(小菅幸一 朝日新聞記者 / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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