南外山村(読み)みなみとやまむら

日本歴史地名大系 「南外山村」の解説

南外山村
みなみとやまむら

[現在地名]小牧市南外山

東は牛山うしやま(現春日井市)である。織田信雄分限帳によれば、生駒式部少輔の二千五〇〇貫文知行の一部として「南と山 三百七十貫」とある。天保の村絵図をみると、木曾街道が村の東寄りを南北に通り、北部の道沿いに集落がある。街道と交差するかたちで大山おおやま川が牛山村から青山あおやま(現西春日井郡豊山町)に流れている。この大山川に西行堂さいぎようどう川が春日寺入鹿かすがんじいるか新田境で合流していた。

「徇行記」によると、概高九四四石余のうち藩士八人の給知五八五石余。田四九町一反四畝余・畑六町七反一畝余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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