木曾街道(読み)きそかいどう

精選版 日本国語大辞典 「木曾街道」の意味・読み・例文・類語

きそ‐かいどう‥カイダウ【木曾街道】

  1. [ 一 ] 中山道(なかせんどう)一部信濃国長野県塩尻から美濃国岐阜県中津川までの街道。十一宿ある。→木曾路(きそじ)
    1. [初出の実例]「此かい道はいふに及ばずきそかい道中山道」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)中)
  2. [ 二 ] 中山道の異称
    1. [初出の実例]「東山道とも言ひ、木曾街道六十九次とも言った駅路の一部がここだ」(出典:夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第一部)

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百科事典マイペディア 「木曾街道」の意味・わかりやすい解説

木曾街道【きそかいどう】

中山道のうち木曾谷を通る部分で,木曾路ともいうが,広義には中山道全部をさす。狭義の木曾街道は鳥居峠の北の贄川(にえかわ)から奈良井,藪原,宮越,関所のある福島を経て,上松須原野尻三留野妻籠馬籠(まごめ)に至る11宿で,桟道(かけはしみち)とも呼ばれる中山道中の険路であった。ほぼ現在の国道19号線。
→関連項目妻籠奈良井寝覚ノ床

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