南寺林村(読み)みなみてらばやしむら

日本歴史地名大系 「南寺林村」の解説

南寺林村
みなみてらばやしむら

[現在地名]石鳥谷町南寺林

中寺林村の南に続き、北東八幡はちまん村。もと寺林村で、寛文(一六六一―七三)頃に北・中・南の三村に分れたと思われる。天和二年(一六八二)の惣御代官所中高村付に南寺林村とあり、蔵入高六九二石余、七ヵ年平均の免は三ツ一分三厘四毛。「邦内郷村志」では蔵分七〇六石余・給分八〇石余、家数三七、馬六二。享和三年(一八〇三)の仮名付帳では家数三七、うち本村三三で、枝村はう留い野うるいの三・松館まつだて一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android