日本歴史地名大系 「石鳥谷町」の解説 石鳥谷町いしどりやちよう 岩手県:稗貫郡石鳥谷町面積:一一八・二一平方キロ岩手県中央部にあり、町域は東西に細長い。南は花巻市、西は岩手郡雫石(しずくいし)町、北は紫波(しわ)郡紫波町、東は大迫(おおはさま)町・和賀郡東和(とうわ)町に接する。西は青(あお)ノ木(き)森や高狸(たかまみ)山・塚瀬(つかせ)森など標高八〇〇メートルを超す山地で、これらの山山を源流とする葛丸(くずまる)川が東流する。町域中央部東寄りを北上川が南流し、その西側を国道四号・JR東北本線が縦断する。北上川へ東側から稗貫川が流入する。明治二二年(一八八九)の町村制施行により好地(こうち)村・八幡(はちまん)村・八重畑(やえはた)村・新堀(にいぼり)村が成立。昭和三年(一九二八)好地村は町制施行して石鳥谷町となる。同三〇年一町三村が合併して石鳥谷町となり、同三五年・同三六年花巻市との間で八重畑地域の一部を境界変更、同三九年滝田(たきだ)の一部を大迫町に編入した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by