南巨摩郡(読み)みなみこまぐん

日本歴史地名大系 「南巨摩郡」の解説

南巨摩郡
みなみこまぐん

面積:八五六・九五平方キロ
増穂ますほ町・鰍沢かじかざわ町・中富なかとみ町・早川はやかわ町・身延みのぶ町・南部なんぶ町・富沢とみざわ

県南西端に位置する。西は南アルプスの山々や身延山地で静岡県静岡市、南は同県清水市、東の南部は同県富士郡芝川しばかわ町・同県富士宮市に接し、北は中巨摩郡芦安あしやす町・櫛形くしがた町・甲西こうさい町、東の北部は西八代郡市川大門いちかわだいもん町・六郷ろくごう町・下部しもべ町に接する。明治一一年(一八七八)郡区町村編制法により、巨摩郡が北・中・南に分割されて成立。富士川は郡域北部では郡の東端を、南部では中央部を南流し、西寄りを流れてきた早川が合流する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android