南帝王森(読み)なんていおうのもり

日本歴史地名大系 「南帝王森」の解説

南帝王森
なんていおうのもり

[現在地名]川上村大字高原小字南帝王

福源ふくげん寺の東北、約数百メートル下方の森を南帝王森という。忠義王(河野宮)東陵に対し川上西陵ともいう。「大和志」に「川上西陵、新待賢門院墓在高原村傍有小祠」とあるが、嘉永三年(一八五〇)七月高原たかはら村百姓代から内藤木左衛門宛の書上帳に「南帝二宮忠義親王同御母公御廟所小社鳥居板塀御座候」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android