デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「忠義王」の解説 忠義王 ちゅうぎおう ?-1457 室町時代の皇族。伝承によると,後亀山(ごかめやま)天皇の曾孫とされる。兄の北山宮と南朝再興をめざす。嘉吉(かきつ)3年禁闕(きんけつ)の変以来紛失していた神璽(しんじ)を奉じて大和(奈良県)吉野に南朝行宮(あんぐう)をつくったという。長禄(ちょうろく)元年12月2日赤松氏の遺臣に北山宮とともに殺害された。通称は河野宮。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by