南幸田村(読み)みなみこうだむら

日本歴史地名大系 「南幸田村」の解説

南幸田村
みなみこうだむら

[現在地名]岡山市水門町すいもんちよう

北幸田村の南、幸島こうじま新田六ヵ村の中央部にあり、南は水門湾最奥部に面し、西は備前大用水を挟んで東幸西ひがしこうざい村。おもな集落は東幸島を取囲む形でまとまっている。文化年間の「岡山藩領手鑑」によると高一千五二三石余、うち田一千三九一石余・七二町四反余、畑一三二石余・九町一反余で、物成高五一三石余、家数七八・人数四三二、牛三六、社方二軒、宮は稲荷神社、樋二三、石底樋三、水門九、橋二一、船四〇(五反帆より二反帆まで二四・小猟船四・作船一二)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android