土師(読み)ハジ

デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

土師 はにし

?-? 奈良時代の女性。
遊行女婦といわれる。うかれめ(遊女)のたぐいか。天平(てんぴょう)20年(748)越中守(えっちゅうのかみ)大伴家持(おおともの-やかもち)が左大臣橘諸兄(たちばなの-もろえ)の使者田辺福麻呂(さきまろ)をもてなした宴での歌,久米広縄(くめの-ひろなわ)の館でひらかれた宴での歌2首が「万葉集」巻18におさめられている。土師は姓か名かも不明。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典内の土師の言及

【八千代[町]】より

…米作,野菜栽培,養鶏が行われるが,南に接する広島市への交通の便に恵まれ,工場が進出している。1974年多目的ダムとして可愛川をせき止めた土師(はじ)ダムが完成,八千代湖の湖底に少なからぬ農地,山林が水没したが,湖を中心に土師ダム記念公園,サイクリング施設などができ,観光開発が進む。土師には南北朝期に足利尊氏に属して軍功をたて,土師郷を与えられたという中村氏の居城田屋城があったが,城跡は一部を除き湖に水没した。…

【土師氏】より

…後には,軍事や外交方面でも活躍した。土師氏の名は,ハニ(土器や瓦などの製作に適した粘土)に由来する。すなわち,ハニを用いて作られるのが埴輪土師器(はじき)であり,製作する工人がハニシ(土師)であった。…

※「土師」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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