南新町三丁目(読み)みなみしんまちさんちようめ

日本歴史地名大系 「南新町三丁目」の解説

南新町三丁目
みなみしんまちさんちようめ

[現在地名]東区南新町二丁目

御祓おはらい筋を境に南新町二丁目の西に延びる両側町。西は内骨屋うちほねや町に接する。山城伏見ふしみから移った町で(初発言上候帳面写)、当初は御小人おこびと町と称したと推定される(→南新町一丁目。明暦元年(一六五五)大坂三郷町絵図町名がみえる。大坂三郷南組に属し、元禄一三年(一七〇〇)の三郷水帳寄帳では屋敷数一一・役数一三役で、うち年寄分一役が無役。年寄は大塚屋庄兵衛。安政三年(一八五六)の水帳(大阪大学蔵)では屋敷数一二・役数一三役で、うち年寄分と城入医師二東大蔵分の各一役が無役。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android