南旅籠町寺町(読み)みなみはたごちようてらまち

日本歴史地名大系 「南旅籠町寺町」の解説

南旅籠町寺町
みなみはたごちようてらまち

[現在地名]堺市南旅篭みなみはたごひがし三―四丁

妙光寺みようこうじ町の東にある堺市中最南端の寺院街区(→寺町。元禄二年(一六八九)堺大絵図によると、南宗なんしゆう寺とその塔頭大部分を占め、東端に北から大安だいあん寺・妙光寺・禅楽ぜんらく寺があった。妙光寺は日蓮宗で応永年中(一三九四―一四二八)大内義弘創建と伝え、創建時には禅宗妙光寺町にあったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android