…インド洋中には世界第4の大島マダガスカル島やセイロン島をはじめ,特に西部に島嶼が散在するが,島の数は少ない。 なお,南極大陸から一般に南極収束線(インド洋では南緯50゜付近)までの海を南極海という。南極海はインド洋,太平洋,大西洋の一部であるが,気象,海流,生物分布などについて共通する部分が多いため,それらについては〈南極海〉の項目で述べる。…
…南極圏以南では,地球の自転軸と公転軌道面とに傾き(66度33分)があるために,1年のうち一日中太陽が地平線下に沈まない日が冬至(12月21日ころ)中心に,また一日中太陽が現れない日が夏至(6月21日ころ)中心に少なくとも1日以上ある。南極地域の定義は種々あるが,南極を取り巻いて南緯50~60゜付近にある海洋の不連続線である南極収束線以南の地域を指すのが一般的である。南極収束線では亜熱帯表面水と低温の南極表面水とが接し,表面水温が急に低下し,生物相にも変化が見られる。…
※「南極収束線」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...
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