南田伊兵衛新田(読み)みなみだいへえしんでん

日本歴史地名大系 「南田伊兵衛新田」の解説

南田伊兵衛新田
みなみだいへえしんでん

[現在地名]福田町南田伊兵衛新田

東は中島なかじま村、東流するぼうそう川を挟んで北は塩新田しおしんでん村。鈴木家系図(鈴木家文書)の四代伊兵衛(元禄五年没)の項に「伊兵衛新田開発之仁也」とある。当地は大之郷おおのごう(現磐田市)付で、中泉なかいずみ(現同上)の善右衛門が塩新田の前浜を請負新田として開発したものを、その後南田みなみだ村の伊兵衛が請負った(大杉家文書)元禄郷帳に村名がみえ高一八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android