南草加村(読み)みなみそうかむら

日本歴史地名大系 「南草加村」の解説

南草加村
みなみそうかむら

[現在地名]草加市草加一―二丁目・西町にしちよう中央ちゆうおう一―二丁目・吉町よしちよう一丁目・同四―五丁目・手代町てしろちよう高砂たかさご一―二丁目・住吉すみよし一―二丁目・神明しんめい一丁目・氷川町ひかわちよう

日光道中草加宿組を構成する一村で、同宿西にある。東は吉笹原よしささはら村、南は下谷塚しもやつか村、西は原嶋ばらしま村・庄左衛門しようざえもん新田、北は北草加村。北部を伝右でう川が南東流する。北草加村・吉笹原村沿いに飛地がある。足立郡谷古田やこだ領に属した(風土記稿)。田園簿では田一九五石余・畑二〇八石余。江戸期を通じ幕府領。寛永六年(一六二九)検地が行われた(風土記稿)。基高改の検地は元禄八年(一六九五)施行され、同一〇年の検地帳(戸塚家文書)では高三八六石余・反別八七町三反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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