南頭(読み)ミナミガシラ

デジタル大辞泉 「南頭」の意味・読み・例文・類語

みなみ‐がしら【南頭】

牛馬などの頭を南に向けること。南に向かわせること。
「一隊の近衛騎兵は―に馬をはやめて」〈紅葉金色夜叉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「南頭」の意味・読み・例文・類語

みなみ‐がしら【南頭】

〘名〙 頭を南に向けること。特に、牛馬の頭を南に向けること。
謡曲羅生門(1516頃)「ただ一騎宿所を出でて二条大宮を、南頭に歩ませけり」

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